●2000年 9月号
発売8月19日/定価840円(本体800円)


 2000年9月号目次   2000年10月号予告 





 ◎今月興味しんしんのメカニズム記事は、先月号で速報したコンタックスN1そしてフジフイルムの新カラーリバーサルフィルム、カラーネガフィルムの注目大の実写レポート。また特集では写真の楽しみをグーンと広げてくれる「マウントアダプターの世界」となっております。詳しくは本誌で。編集部にとってはいつものように読者の皆様のご意見・ご要望(むろんお叱りも含め)が一番の励みです。お手紙、Eメール、電話何でも結構です。どしどしメッセージをお寄せください。

〈PHOTOGRAPHS〉
 今月の口絵写真は、先月急逝された植田正治氏を追悼して「植田正治の世界」をメインに、巻頭口絵では新正卓氏の「約束の大地/アメリカ」(来月号に”後編−人物編”を予定)。その他 渥美顕二、吉本睦子、大坪智秋、村岡秀男、長倉洋海、鷹野隆大氏とバラエティに富んだ作品を紹介します。連載陣も好調です。じっくりご鑑賞ください。


 

表紙写真:ハービー山口
デザイン:高須賀優

〈特 集〉
【マウントアダプターの世界】


 カメラとレンズの互換性については、レンズ交換式のカメラにとっては古くて新しいテーマである。一時はレンズマウントの統一、共通化が叫ばれた歴史があるが、今ではAF一眼レフが盛んとなり、カメラとレンズシステムは電気記号のやりとりが増え、まったくと言っていいほど叫ばれなくなってしまった。ところが、ごく限られた製品ではあるけれど、いまでもカメラとレンズの互換性を可能とする「マウントアダプター」という製品があるのだ。今回はマニュアル操作では確実にそのレンズの個性ある描写を楽しむことができるという逸品を歴史と合わせ紹介します。

〈主な内容〉
    ●レンズとボディのマウントを介した密接な関係(那和秀峻)
    ●現行機種カメラマウントガイド(河田一規)
    ●代表的オールドマウントガイド(飯田 鉄)
    ●写真家のアダプターベストマッチ(田村彰英)
    ●ライカレンズをEOSで使う贅沢(中村文夫)
    ●ハッセルブラド用レンズでAF撮影(那和秀峻)
    ●2大ライバルメーカーを同時に使う(河田一規)
    ●マウントアダプターの道は、イバラの道(田中長徳)
    ●異種レンズ、ボディの組合わせを楽しむ!
    ●古いカメラで最新設計のレンズを使う
    ●オールドマウントのアダプター小史(飯田 鉄)



〈初撮り!〉
【コンタックスN1の使い心地】


 前号で速報した新マウントによる35mmAF一眼レフ・コンタックスN1と新レンズバリオゾナーT*24〜85ミリF3.5-4.5の実写がついに可能となった。まだ製品版ではないので正式な評価はできないのだが、対角5点測距やフォーカスABCといった新しい機能の使い心地はいかなるものなのか、期待しつつ初撮りしてみた。
(解説・写真/河田一規)

〈主な内容〉
    ●アナログ&デジタル感覚の操作性
    ●世界初のフォーカスABC機構
    ●新ツァイスAFレンズの描写
    ●対角5点測距とAF選択性能
    ●N1初撮りインプレッション



〈HOW-TO これで完璧!テーマ別写真講座〉

【祭り・伝統行事の写し方】

 全国各地で四季を通じて催される伝統行事や祭。ハレの日を迎えて高揚する人々の姿は、スナップ撮影の好被写体です。祭の楽しみながら、その興奮と一体にとなって写しまくって・・・みませんか。
 祭を写すにあたっての心構えから、詳しく解説しています。
    〈主な内容〉
      ●祭りを写す心構え
      ●祭りのハイライトを写す
      ●祭りの子供たちを写す
      ●夜の祭りを写す
      ●祭りの脇役(周囲の人々)を写す
      ●風景の中の祭り
       (解説・写真/八木原茂樹)



〈HOW-TO 新写真講座 もう一度はじめから撮影の基本12章〉
                      (撮影・解説/小林義明)

【9光りに敏感になろう 光質と色彩】
 肉眼ではなかなか感じられない光質が、写真には大きな影響を与えます。撮影するときだけではなく、写真の目で光を感じられれば、日常的な光景も新鮮に見えてくるはずです。


晴天の光で撮影 曇天の光で撮影



〈Special Report〉
【新世紀へのカラーリバーサルフィルム】
【常用フィルムとして最適なカラーネガフィルム】

 デジタル化の波が急速に押し寄せる世紀末、今世紀を飾るにふさわしい新フィルムが登場した。カラーリバーサルフィルムの「フジクロームプロビア100F」「フジクロームプロビア400F」カラーネガフィルムで35ミリサイズの「フジカラーSUPERIAズームマスター800」、APSサイズの「フジカラーnexiaズームマスター800」。どれも鮮やかで忠実な色再現性を実現し、シャープネス、粒状性も向上している。銀塩写真のさらなる表現を拡大するであろう新フィルムの世界を実写レポート。

〈主な内容〉
    ●ますます面白い作品が生まれそうな新プロビア100F(竹内敏信)
    ●未来性を予感させるフィルム プロビア100F(築地 仁)
    ●創造性をかきたてたプロビア100F(小沢忠恭)
    ●質感とグラデーションの再現が向上したプロビア100F(小林義明)
    ●スナップショットの領域を広げてくれるプロビア400F(大西みつぐ)
    ●悪天候にいきたプロビア400F(吉野 信)
    ●粒状性、色再現性、階調がグレードアップしたカラーリバーサルフィルム(石井鐵太・原正人)
    ●時代は高感度を欲している フジカラーSUPERIA800ズームマスター(河田一規)
    ●コンパクトカメラだけに使わせるのはもったいない高性能フィルムnexiaズームマスター800(藤城一朗)
    ●第4感光層を持った高感度カラーネガフィルム(石井鐵太・原正人)


〈First Review〉

●フォクトレンダー
 ULTRA WIDE-HELIAR 12mmF5.6 
 ASPHERICAL


 画角が121度と、かつて最広角と考えられていた、現在製造中止となっている画角118度のAisニッコール13ミリF5.6を上回るレンズ。さらにマニエリスティックなアクセサリー群。鮮鋭でコンパクトな最大広角レンズ(解説・写真/飯田 鉄)
●オリンパス
 CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom


 一眼レフではなく、液晶ビューファインダー方式を採用。光学式手ブレ補正は効果絶大L-3用テレコンも使用可能な 使い勝手が向上し手ブレ補正機能と光学10倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラ(解説・写真/伊達淳一)
●ケンコー
 LEEラバースナップ
 フィルターホルダー


 アイディア次第で効果抜群。ストロボへもフィルター装着可能に写真表現の大幅拡大に期待。 (解説・写真/藤城一郎)



〈新企画〉
【Long Run Report】
 レポートする機材は原則的に各執筆者担当者が自腹を切って購入したものなので、借り物の機材を評価するのとは違った、よりユーザーサイドにたった切実かつ現実的レポートをお届けできるはず。なお、みなさまからの多数のご意見、使用レポートもお待ちしています。
 ロングランレポートに関するe-mailアドレスは longrun@nippon-camera.com


フォクトレンダーベッサRA-使用日数61日
【ベッサRの理想姿勢】
    (解説・写真/飯田 鉄)
 荷風散人の日和下駄のごとく、当てがそれほどあるわけでもないカメラ散歩にはまさしくふさわしい。発表前のこのカメラを手にした時に感じた心地よさは、その適度な軽さにあったような気がする。・・・前号では少し重量のあるレンズをつけて姿勢の矯正をはかってみたが、今月はメーカーがすすめるサイドグリップを試してみた・・・。
 
ニコンD1A-使用日数112日
【マイクロドライブについて考える】
      (解説・写真/河田一規)
 今回は記録メディアについて考えてみたい。ニコンではD-1におけるマイクロドライブの動作を保証していないので、もしD-1でマイクロドライブのを使用するときは「自分の責任で」ということになる。・・・私個人の考えなのだが、最近はCFカードの大量化も進んでいるし、撮影可能枚数の多さが絶対的なアドバンテージになるとき以外は、メーカーの忠告を無視してまでマイクロドライブを使わなくてもいいのでは?と思う。
 
コニカヘキサーRFA-使用日数128日
【いきなりのイジワルテスト−キヤノン製
大口径レンズで距離計精度をチェック】
         (解説・写真/中村文夫)
 ヘキサーRFでコニカが測距精度を保証しているのは、コニカ製の3本のレンズだけだ。だがマウントがライカと同じMマウントである以上、いろいろなレンズを組み合わせて使いたくなるのは当然のこと。かく言う私も、手持ちのライカ用レンズと組み合わせて使おうとボディだけしか買わなかった。今のところ、距離計に関するトラブルは経験していないが、今回は、その実力を試そうと、かなり意地悪なレンズを選んでしまった。






〈テストレポート〉
マミヤ645E

 現在のマミヤの645判一眼レフは、'97年に発売されたマミヤ645PRO TLと、'99年に発売されたマミヤ645AF、それに今年の3月に発売された普及機のマミヤ645Eの3機種がある。その中で今回は、小型軽量でシンプルな操作性のよいデザインで実用機能に徹した645判MF一眼レフマミヤ645Eと、描写のよい広角レンズのマミヤセコールC55ミリF2.8N、望遠レンズのマミヤA150ミリF2.8をテストします。
   
撮影:飯田 鉄





《2000 日本カメラフォトコンテスト》

審査:高梨 豊モノクロプリント=キヤビネ〜四切
 サンダー平山カラースライド=APS・35ミリ判以上
 奈良原一高カラープリント=キャビネ〜四切・デジタルプリントも可
 野澤 勝ビギナーズ=モノクロ・カラープリント/
サービスサイズ〜キャビネ・ダイレクトプリント可


☆9月号入賞作品から


モノクロ金賞 「止まり木の人達」 植田友吉(静岡)
カラースライド金賞 「JUNKO」 山本俊平(知多)
カラープリント金賞 「読書」 和田信恵(新宮)
ビギナーズ特選 「視線」 村井敏子(浜松)



※'99日本カメラフォトコンテスト展スケジュール
前年度の年度賞受賞者の入賞 作品と 各月の金賞作品を一堂に集めた写真展。1999年フォトコンテスト作品を2000年2月の東京・銀座ニコンサロンからスタートします。以下各地を巡回予定

●徳島市:8月18日(金)〜20日(日)10時〜18時終16時
     シビックセンター tle/088-626-0408
     写真教室・20日、10時〜11時、講師/吉成正一、梶原高男
●新津市:8月29日(金)〜9月10日(日)10時〜17時月
     新津市美術館市民ギャラリー tel/0250-25-1301
     写真教室・2日、13時30分〜15時30分、講師/梶原高男


●新「日本カメラフォトコンテスト」応募要領
2000年を機に生まれ変わることになった新・月例フォトコンテストの応募票です。より充実、参加しやすくなった応募システムとなりました。


 pdf_oubo.pdf (24K)応募票(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。
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16 June 2000 last modified.