●2001年1月特大号
発売12月20日/特別定価910円(本体867円)

 2001年1月号目次   2001年2月号予告 

表紙写真:木村直軌
デザイン:高須賀優

 ◎いよいよ新世紀。デジタル化によって写真も様変わりするのでしょうが、銀塩写真もきっとその良さがずっと支持されるはずです。本誌もそうしたさまざまな変化と局面に柔軟に対応するべく、広い視野で「写真」の楽しさを読者に提供していきたいと考えております。どうか21世紀も本誌をよろしく!!
 2001年初の特集記事は、写真の醍醐味を構成する現代レンズの性能を徹底的にレポートした「レンズ最新テクノロジー大研究」また、実写検証は読者の要望の多い「コンタックスN1」を本格実写しました。また21世紀のカメラデザインを夢見る、ちょっと風変わりなパロディ初夢企画「2005年東京カメラショーから」もあります。
 新連載もぞくぞくと登場。「なんでも撮影講座〈今月は富士山撮影ガイド〉」、「川口邦雄の風景・自然撮影のお天気学」、「木村正博のこんなときコレがお役立ち」などなど、いずれも期待度満点。今年も読者の皆様のご意見・ご要望(むろんお叱りも含め)を待ち続けています。お手紙、Eメール、電話何でも結構です。どしどしメッセージをお寄せください。


〈PHOTOGRAPHS〉
 今月の口絵は「ポートレイト」特集です。操上和美氏「科学者たち」をはじめ木村直軌、中平穂積、南信司、沼田早苗、大竹省二氏とバラエティーに富んだ作品を紹介します。その他、土門拳、一村哲也、エリオット・アーウィット、星野博美氏。また新連載は、秋山忠右氏の「一つ目小町」がスタートします。好評のハービー・山口、今森光彦氏はつづいて連載されます。じっくりご鑑賞ください。



〈特 集〉

レンズが変わる!写真が変わる?
【レンズ最新テクノロジー大研究】


 カメラの急速な進歩とともに交換レンズも年々進化している。どうしてもカメラの機能に目が行ってしまうが、レンズの技術もかなりハイテクが取り入れられている。画質はレンズによって決まるといっても過言ではない。今月は各メーカの特徴ある交換レンズに搭載されているテクノロジーによってこれからレンズがどう変わっているのか?それによってまた写真が変わっていくのか?を探ってみた。

〈主な内容〉
 ・キヤノン
  最新テクノロジーが生み出す夢のレンズ群(河田一規)
 ・京セラ
  MTF特性を重視したツァイスT*レンズ(那和秀峻)
 ・コニカ
  レンジファインダーの夢をかなえたM-ヘキサノンレンズ群(藤城一朗)
 ・ニコン
  ガラス溶融からレンズを一貫生産AFニッコールレンズの原点(藤城一朗)
 ・トキナー
  高い描写力を支える影の主役達ATX-PROシリーズ(藤城一朗)
 ・ミノルタ
  徹底してボケ味にこだわったαレンズの集大成(藤城一朗)
 ・ペンタックス
  ユニークなレンズが魅力のペンタックスレンズ(飯田 鉄)
 ・フォクトレンダー
  こだわりから生まれた新生フォクトレンダーレンズ群(飯田 鉄)
 ・ライカ
  広角から標準までカバーするズームではない3焦点レンズ(田中希美男)
 ・タムロン
  超高倍率でコンパクトなズームレンズ(小林義明)
 ・シグマ
  レンズメーカーで一番の品揃えを誇るメーカー(河田一規)
 ・リコー
  カメラから独立した高性能レンズ(田中希美男)
 ・21世紀の撮影レンズ(那和秀峻)




【最新インクジェットプリンターの実力】
銀塩プリントにどれほど迫ったか!


 デジタルカラープリンターの性能が飛躍的に向上している。とくに写真画像の印刷性能は、デジタル画像の高画質化の進歩もあって、そのプリント一枚見せられただけでは「銀塩プリントであるかデジタルプリントであるか」が、にわかには判別できないほどに高画質になってきている。デジタル・カラープリンターとしてもっともポピュラーなインクジェット式プリンターの中から最新型の、それも写真画像をプリントするための高い性能を備えた3台(キヤノンBJF870・エプソンPM-900・HP DeskJet990cxi)を選び出しチェックしてみた。

〈主な内容〉
 ・銀塩派のためのデジタルプリント
 ・カラーリバーサルからダイレクトプリント
 ・デジタルプリントは銀塩プリントを追いぬくのか
 (解説・写真/田中希美男)



〈実写検証〉
【コンタックスN1】

コンタックスの21世紀AFカメラ

 N1は、これまでのコンタックスの操作性を継承し、新たに本格的なAF機能を組み込んだ一眼レフ。どんどん時代がAFになっていくなかで、コンタックスユーザーのなかにはAXだけでは満足できない人がいただろうが、ついに実現したわけだ。やっと製品版をテストすることができたので、その感触を伝えていこう。
(解説・写真/小林義明)

<主な内容>
 ・N1のAF性能
 ・N1の測光性能
 ・N1の操作性
 ・ツァイスAFレンズの描写






〈初夢企画〉
【2005年東京カメラショーから】

21世紀カメラはこうなった〜バァーチャルワールド
“参加国60、出品企業1850社という世界最大級の東京カメラショー” この架空のカメラショーに出品された未来デザインのカメラを古川陽氏 がイラストで解説。




〈First Review〉


●ニコン
 AiAF VRズームニッコール
 ED80〜400mmF4.5-5.6D
 ついに登場!ニコン初の手ブレ補正機能搭載ズームレンズ
 (解説・写真/桃井一至)

●コニカ
 M-ヘキサノン35mmF2
 ヘキサーRFユーザー待望の定番写角の35ミリレンズ
 (解説・写真/飯田 鉄)

●ニコン
 AiAFズームニッコール
 24〜85mmF2.8-4D
 1/2倍マクロ機構を搭載した明るい3.5倍AFズームレンズ
 (解説・写真/宇佐見 健)

●富士写真フイルムフジクローム
 トレビ400
 手頃なアマチュア用リバーサルフィルム
 (解説・写真/柳沢雅彦)
●キヤノン
 PowerShot G1
 作画のための機能を満載した300万画素ズーム搭載デジタルカメラ
                        (解説・写真/伊達淳一)



【Long Run Report】
 レポートする機材は原則的に各執筆者担当者が自腹を切って購入したものなので、借り物の機材を評価するのとは違った、よりユーザーサイドに立った切実かつ現実的レポートをお届けできるはず。なお、みなさまからの多数のご意見、使用レポートもお待ちしています。 ロングランレポートに関するe-mailアドレスは longrun@nippon-camera.com

キヤノンEOS7 第1回−使用日数27日
【「どれだけ自分の癖を叩き込めるか」が視線入力のポイント】
(解説・写真/宇佐見 健)


 息子の成長記録やスナップを撮るのに、仕事用のカメラではデカ重くて大袈裟すぎるし、「軽くてそこそこ利口そうなAF一眼を」という理由でEOS7を購入してみた。
 「最初の儀式キャリブレーション」私のEOS7は20数回のキャリブレーションを経て徐々にマシになってきているけど、まだ納得いくレベルではない。長期に渡ってレポートするロングランコーナーだから、今後どれだけカメラが学習してくれるのか、大いにヤリガイのあるネタでもある。

フォクトレンダーベッサR 第4回
         −使用日数185日
【ベッサ君光りを測る】
(解説・写真/飯田 鉄)


 ここ4ヶ月ほど使ってみての印象は、おおよそ露出計の指示通りで大きな失敗はなく、自分好みの露出が得られている。
 カメラの露出計がどの部分を重点的に測っているか分かっていたほうが良い。そうしたわけで天空部と地上部のバランスを変えて撮影を試みた。曇天の井の頭池の風景をメータの指示通りの露出で写してみた。

ニコンD1 第3回−使用日数203日
【D1で役立ちそうな優れものグッズ2点】
(解説・写真/河田一規)


 ニコンD1に限らず、デジタルカメラに搭載されている液晶モニタは明るい屋外ではヒジョーに確認しづらい。−たいていはモニタに手をかざして光をカットするのが普通だが、これはあまりスマートじゃない。そこで登場するのが・・・だ。
 本レポートの1回目で液晶モニタへのキズ防止防止に保護シートが便利ダヨ!ということを書いたけど、さらにパーフェクトでナイスかつ魅力的なグッズが・・・





〈なんでも撮影講座〉

   

【冬から春 富士山撮影ガイド】


 風景撮影の絶好の被写体、富士山。白雪をいただいた優美な姿から、裾野を彩る美しい花景色まで、冬から春にかけての魅力的な撮影地を紹介する。

〈主な内容〉
 ・大平山中腹
 ・山中湖畔
 ・忍野の雪景
 ・富士北麓公園
 ・朝霧高原
 ・菜の花越しに
 ・大石寺
 (解説・写真/飯島志津夫)






撮影:飯田 鉄
   
〈テストレポート〉

キヤノンEOS7

 今回テストしたキヤノンEOS7はEOSー3、EOS5QD、EOS55など視線入力を採用した系列のカメラの最新鋭機である。
 キヤノンEOS独自の機能である視線入力だか結果的になかなか思ったAFフレームに視線入力しにくいという難点があった。これがEOS7では測距点を7点にしてキャリブレーションも視線入力スイッチONにすれば簡単にできるうように改良され、撮影時の応答速度も高速化し、正確に思ったAFフレームでピント合わせができるようになった。また視線入力では初めて視度調整機能も搭載されたのでファインダーの性能も大きく向上している。レンズは高速AFで高撮影倍率の小型軽量な高倍率ズーム、キヤノンズームレンズEF28〜200ミリF3.5〜5.6USMをテスト。




《2001 日本カメラフォトコンテスト》

審査:有野永霧(モノクロプリント=キヤビネ〜四切)
 小沢忠恭(カラースライド=APS・35ミリ判以上)
 広田尚敬(カラープリント=キャビネ〜四切・デジタルプリント)
 野澤 勝(ビギナーズ=モノクロ・カラープリント/サービスサイズ〜キャビネ)


☆1月号入賞作品から


モノクロプリント金賞 「夏の日」 高橋 進(春日部)
カラースライド金賞 「盛夏」 高野兼清(府中)
カラープリント金賞 「高層団地の夜」 青木高伸(川崎)
ビギナーズ特選 「追撃」 森田マルミ(東京)


 pdf_oubo.pdf (24K) 月例フォトコンテストの応募票(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。
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19 October 2000 last modified.