●2001年4月号
発売3月19日/定価910円(本体867円)

 2001年4月号目次   2001年5月号予告 



★今月の特集記事は、「春一番!桜の撮影詳細ガイド」に速報で「フォクトレンダーベッサT」「ニコンFM3A+ニッコール45mmF2.8P実写!」「初登場!ペンタックMZ-S、ニコンUほか」詳しくは本誌で。編集部にとっては、いつものように読者の皆様のご意見・ご要望(むろんお叱りも含め)が一番の励みです。お手紙、Eメール、電話何でも結構です。どしどしメッセージをお寄せください。

〈PHOTOGRAPHS〉
 今月は口絵特集「JAPAN TODAY−日本に向けられたヨーロッパ人の眼」をはじめ「追悼 ジャンルー・シーフのポートレートとヌード」、好評のシリーズ白川義員氏の〈世界百名山-4〉、堀田季知史、藤本光男、山崎博、クリストフ・ライストル氏と、幅広くバラエティに富んだ作品で見応えたっぷりです。
 また連載陣も好調です。じっくりご鑑賞ください。


表紙写真:ローベル・V・D・ヒルスト
デザイン:高須賀優


〈なんでも撮影講座〉

   
【春一番桜の撮影詳細ガイド】

 桜は日本全国どこでも見られるが、これほど人々の心を和ませ、また華やかにしてくれる花はないだろう。花の寿命は短く、旬はたった1日しかない。しかし被写体としての桜は満開時だけではなく、風に舞って散っていくさまや、一面の散り桜など、ねらい方によってはそれぞれが旬といえよう。
 花のクローズアップから広く風景的な写し方、晴天や雨天など天候による表現の違いなど、ひじょうに幅広い撮影が可能な桜ほど、撮影者の心動きが作品に反映する花は少なくない。美しいだけではなく、挑戦し甲斐のある被写体だ。
(解説・写真/斎藤友覧)

〈主な内容〉
 ・高知県 仁淀村 秋葉のしだれ桜
 ・広島県 湯来町の桜と春の花
 ・奈良県 瀧蔵神社の権現桜
 ・長野県 駒つなぎの桜
 ・静岡県 松崎町の桜並木
 ・山梨県 身延山・久遠寺の桜
 ・埼玉県 青雲寺のしだれ桜
 ・福島県 紅しだれ地蔵桜
 ・山形県 西蔵王 放牧場の山桜
 ・秋田県 角館のしだれ桜
 ・青森県 桜と陸奥湾








〈速報〉



【フォクトレンダーベッサT】
トリガーワインダー装着可能なMマウントベッサ登場!

 フォクトレンダーブランドを見事復活させたコシナから、ベッサL・ベッサRに続く新しいボディが登場した。その名は「ベッサT」。距離計ありのファインダーレスというかつてない大胆な構成もさることながら、ユーザー待望のライカMマウント互換、小刻み巻き上げができ、トリガーワインダー装着可能と、これでもか!というほどマニアックな仕様になっている。新しく加わった2本の広角レンズと共に、その全容を解析してみよう。
(解説・写真/河田一規)

〈主な内容〉
 ・新たなるレンジファインダーカメラ、ベッサT
 ・Mマウント互換機となって登場!3代目ベッサ
 ・クリアで見やすい距離計搭載
 ・トリガーレバー装着可能なベッサT
 ・分割巻き上げが可能に
 ・感触にこだわった金属パーツ
 ・ベッサT開発者インタビュー
 ・コンポーネントカメラを楽しむ
 ・カラースコパー21ミリF4
 ・ウルトロン28ミリF1.9アスフェリカル
 ・ベッサ3兄弟それぞれのベッサ





【実写! ニコンFM3A】
デジタル時代のマニュアルカメラの味わい

 先月お伝えしたニコンの新しいマニュアルフォーカス一眼レフ「ニコンFM3A」。絞り優先オートやTTL調光、DX対応など従来のFMシリーズより自動化の味付けが施されているが、基本はFMシリーズ同様マニュアル機能主体のカメラだ。17年目にモデルチェンジしたFM3A。金属外装、薄型のかなり趣味性の強い新しいマニュアルフォーカスレンズのAiニッコール45mmF2.8Pも交えて実写リポートをお届けする。
(解説・写真/田中希美男)


<主な内容>
 ・手に馴染む心地よいマニュアル機の感触
 ・明るく、ピントが合わせやすいファインダースクリーン
 ・FM3Aの操作性
 ・FM3AのTTL調光
 ・”パンケーキレンズの魅力”Aiニッコール45ミリF2.8Pその描写
 ・"Aiニッコール45ミリF2.8P”と"GNオートニッコール45ミリF2.8”実写比較





【実写! ニコンU】
あのニコン F65がついに国内登場!


昨年のフォトキナで参考出品されたニコンの「F65」は、その後まもなくアメリカでは「N65」、他の国では「F65」のネーミングで発売が始まっていた。その「F65」が「ニコンU」の名称で、ようやく3月末から国内でも発売されることになった。また同時に、ニコンUシルバーボディカラーにあわせた低価格・軽量で絞りリングのないGタイプレンズ「28〜80ミリF3.3-5.6G」と「70〜300ミリF4-5.6G」のズームレンズ2本も発売されることになった。
(解説・写真/田中希美男)

<主な内容>
 ・コンパクトにまとめられたボディ ・測距点は5点





【実写! コンタックス T3】
新ツァイスレンズの描写の魅力



 高級コンパクトカメラにはユーザーを引きつけるなにかがある。ある人はレンズの描写だと言うだろう。また、別のユーザーは道具としての手応え、手触りを指摘するかも知れない。そして、リバーサルフィルム対応の測光や露出機構の正確さを好む向きもあるだろう。それをぜんぶひっくるめる形で、京セラがだしてきたのがコンタックスT3だ。
(解説・写真/那和秀峻)

<主な内容>
 ・AF機構とマニュアルフォーカス 
 ・ツァイス・ゾナーの描写力
 ・信頼性の高い2分割測光






【ペンタックスMZ-S】
/center> MZシリーズのテーマを継承しつつ、新操作系採用の次世代一眼レフ


 PMAショーで初めて展示され、今回のフォトエキスポでも参考出品だが、発売はそれほど遠くはないだろう。また、同じボディを使ってデジタル一眼レフ発表されていて、21世紀のペンタックスの戦略が垣間見える。なお、PMAでの発表資料には「フラッグシップ機」との表現があった。このMZ-Sが最高級機種となるだろうか。
(解説・写真/那和秀峻)

<主な内容>
 ・まったく新規の操作性
 ・新開発の6点測距AFセンサー
 ・シャッター最高速は1/6000秒
 ・マグネシウム合金のボディ






【PMA2001レポート】
新世紀初の写真・映像用品ショー開幕


 世界2大カメラショーの一つ、PMA2001は、2月1日から14日まで、アメリカ南部フロリダ州オーランドのオレンジカウンティー・コンベンションセンターで開催された。…この巨大カメラショーPMA(Photographic Marketing Association)は、その名が示す通り、最大目的は写真関係業界のトレードショーなので、会場内はアメリカのみならず、カナダやメキシコからのメーカー各社やディーラー関係、カメラ店、そして明らかにプロのカメラマンなどが入り乱れて、新カメラ等の自社商品を最大展開しての売込みや、競合他社への情報収集、そして売買の下打合せ等、アメリカンビジネスの大きさ、厚さを感じさせられたショーだった。
(解説・写真/柴田三雄)

<主な内容>
 ・新型MZ-S登場!
 ・ミノルタのレンズ一体型一眼レフデジタル
 ・やはり高い注目度のプロ用デジタル



〈First Review〉

●シグマ AF MINI ZOOM 
MACRO 28〜80mm F3.5-5.6 ASPHERICAL HF
Helical Focusingを採用した高性能コンパクト標準ズーム
(解説・写真/藤城一朗)

●トミーM42 ヘリコイドシステム
汎用性の高いヘリコイドシステム
(解説・写真/飯田 鉄)

●フジフイルム インスタックスmini 20
「チェキ」
人気インスタントカメラの第二弾!
(解説・写真/宇佐見 健)

●フジフイルム FinePix6800z
直線と曲線のハーモニーで、優雅なフォルムを醸しだすポルシェデザイン
(解説・写真/小林義明)





【Long Run Report】
 レポートする機材は原則的に各執筆者担当者が自腹を切って購入したものなので、借り物の機材を評価するのとは違った、よりユーザーサイドに立った切実かつ現実的レポートをお届けできるはず。なお、みなさまからの多数のご意見、使用レポートもお待ちしています。 ロングランレポートに関するe-mailアドレスは longrun@nippon-camera.com


ブロニカRF645 第1回−使用日数70日
【「右手の親指症候群」を克服してボディのグリップ感覚を高める!】 
(解説・写真/田中長徳)

今から40年前の神話、つまり、ブロニカDの発表にあたって、本家ハッセルが、ブロニカはハッセルのコピーである云々といった故事からすると、今では世界のブロニカとなったのだ。これはオールド・ブロニカファンとしては、実に感無量だ。いまだに3台のブロニカDを撮影に使っているような、旧ブロニカ人類は、多分、私だけであろうが、うれしいことである。 カメラと共に、チョートクも齢を重ねて、五十有余年。「クラシックカメラ」は古い方が良いけど、「カメラ人類」の方はあまり、古くなっては困るので、ここらでブロニカRF645を我が、カメラ戦線の配置につけての若返り戦術なのである。
…■右手親指症候群が発症       


ニコンCOOLPX880  第1回−使用日数128日
【人気のコンシューマ向けデジタルカメラ、COOLPIX880をゲットだぜ】
(解説・写真/Digitalian Fイチロウ)

2000年、コンシューマ向けデジタルカメラは300万画素で明け暮れたけれど、中でも中級機に面白い製品が多かったように感じている。そんな中、9月にデビューしたニコンCOOLPIX880は性能、デザイン、価格のバランスがとれたデジカメとして、ボクなりの評価をしていたのである。
…■まずは電源スイッチをON
…■初期状態は初心者モード
…■NECOグラファーをメザシて?




キヤノンEOS-1V 第4回−使用日数271日
【リンクソフトを使って撮影データを有効活用】 
(解説・写真/小林義明)
購入後の撮影本数は421本となり、前回のレポートからは73本を撮影したことになる。ちょうど年末から年明けにかけて撮影に出ていた分にあたるが、雑誌の記事で必要となるカメラ部分 のカットなどはすべてD30に切り替わってしまったので、こんなものだろう。特にトラブルも出ずに、確実に働いてくれている。さすがプロの機材という感じだ。
…■撮影データ記録機能の有効性
…■フィルム先端のIDとデータを照合





ニコンF80S 第2回−使用日数44日
【やはりMFニッコールは使い難かった】 
(解説・写真/飯田 鉄)
F80を使ってみて、やはり想像どおりにマニュアルフォーカスのニッコールレンズは使い難い。Ai-Sのニッコールには、35ミリF1.4とか、コンパクトな85ミリとか、AFニッコールにはない魅力のあるレンズがたくさんあるけれど、ピント合わせと露出の両方で予想以上にストレスを感じてしまう。たしかにフォーカスエイドは正確だけど、バルナックライカの距離計合わせみたいなもので面倒だ。それではと、MFニッコールは20ミリとか広角系のレンズを目測で使ってみたりしたが、やはり間に合わせの感じになる。F80の出現は、ユーザーにレンズの買い換えを迫るニコンの戦略商品という結論に達したのである。
…■カスタムファンクションに関する若干の考慮










撮影:飯田 鉄
   
〈テストレポート〉

ライカM6TTL0.58


 ライカM6は1984年に発売された35ミリレンジファインダーカメラで、その後98年にはストロボTTL調光のできるM6TTLにマイナーチェンジされている。M6TTLは最初はこれまで通り、ファインダー倍率0.72倍のみだったが、さらに99年には倍率を高めたM6TTL0.85倍が加わり、距離計のより正確さを求める人達の要望に応えた。ところがこれはM6発売当初から指摘されていた点だが、28ミリ広角用のフレームが視野周辺すぎて見えにくいという問題があった。そこで2000年になると0.58倍とファインダー倍率を低めて、そのかわり28ミリのフレームを見やすくしたモデルも発売されたわけである。今回は3種のM6システムから0.58テスト。レンズは3焦点が使える異色のバリフォーカルレンズ トリエルマーM28-35-50ミリF4アスフェリカルをテスト。





《2001 日本カメラフォトコンテスト》

審査:有野永霧(モノクロプリント=キヤビネ〜四切)
 小沢忠恭(カラースライド=APS・35ミリ判以上)
 広田尚敬(カラープリント=キャビネ〜四切・デジタルプリント)
 野澤 勝(ビギナーズ=モノクロ・カラープリント/サービスサイズ〜キャビネ)


☆4月号入賞作品から


モノクロ金賞 「待合室」 中野朝男(三笠)
カラースライド金賞 「追憶」 市村 孝(東京)
カラープリント金賞 「飛び立つ」 横澤淳一郎(福井)
ビギナーズ特選 「赤い螺旋」 朝比奈秀彌(袋井)




※'00日本カメラフォトコンテスト展スケジュール
前年度の年度賞受賞者の入賞作品と各月の金賞作品を一堂に集めた写真展。
2000年フォトコンテスト作品を2001年2月の東京・銀座ニコンサロンからスタートします。以下各地を巡回予定

●小倉展:3月26日(月)〜4月14日(土)10時〜18時 日休館
      岡林フォトギャラリー tel093-521-0419




 pdf_oubo.pdf (24K) 月例フォトコンテストの応募票(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。
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19 Feb 2001 last modified.