●2001年6月号
発売5月19日/定価840円(本体800円)

 2001年6月号目次   2001年7月号予告 



★今月の特集記事は、「パンケーキレンズの味わい」と「雨だからこそ写してみたい」「カメラザックでロケにでかけよう」「SHARANの魅力」です。また実写速報も必見!詳しくは本誌で。編集部にとっては、いつものように読者の皆様のご意見・ご要望(むろんお叱りも含め)が一番の励みです。お手紙、Eメール、電話何でも結構です。どしどしメッセージをお寄せください。

〈PHOTOGRAPHS〉
 今月は口絵は、一昨年6月号につづく竹内敏信氏「タスマニア」の2回目から始まり、石川賢治―、中里和人、下瀬信雄、マリオ・A、大出一博氏と、今月から栗原達男氏の新シリーズ「日本海道」(隔月で5回の予定) 、またSpecial Featureと題し「石元泰博1946-2001」併せて写真展の会場レポートもお送りします。
また連載陣も好調です。じっくりご鑑賞ください。


表紙写真:竹内敏信
デザイン:高須賀優





〈特集1〉
【パンケーキレンズの味わい】

Aiニッコール45mmF2.8P/カールツァイス・テッサー45mmF2.8/
SMCペンタックスFA43mmF1.9Limited/XRリケノン28mmF3.5/Eズイコーオート38mmF2.8
全12機種


 小さく、軽い一眼レフがもてはやされる昨今だが、撮影レンズだって同じことが言える。大きく、重いフラッグシップ機に大口径ズームレンズを付けてバリバリ撮影するのもいいけど、薄くて、軽いレンズで気分も身軽に撮影に出かけたいものだ。上着のポケットにすっぽりと収まってしまう、いや、ボディキャップ代わりに付けておいても気にならない小型・軽量なパンケーキレンズ現行とお古のレンズ合わせて9本の味わいを楽しんでもらいたい。
                 (解説・写真/飯田 鉄)

〈主な内容〉
 ・パンケーキレンズの由来
 ・パンケーキレンズの魅力・魔力
 ・現行パンケーキレンズ
 ・お古の歴代パンケーキレンズ
 ・歴代パンケーキレンズ大集合







〈特集2〉
なんでも撮影講座 梅雨どきスペシャル

6月は撮影チャンスがいっぱい


 雨の日が、思いのほか傑作に出会える日であることをご存じであろうか。雨を厭わずに歩き回って見ると、晴れた日や曇りのときとは違った光景が見られるのに気づくはず。雨が大地の恵みを与えるように、写真にも瑞々しいシャッターチャンスをもたらしてくれる。雨を含んで生気を取り戻す自然は、晴れた日とは違った印象に残る鮮やかなシーンを書いてくれるであろう。また、雨に濡れた街角は様々なドラマを私達に見せてくれるはずだ。
 しっかりとカメラ機材の雨対策をして、さあー、玄関の戸を開けて、雨天けっこう!!
                  (解説・写真/雪松 覚)

〈主な内容〉
 ・雨の日の撮影で身体と機材を守るには(木村正博)
 ・雨の撮影・おさえておきたい知識−−雨景六選(雪松 覚)








〈特集3〉
撮影シーズン到来!

【カメラザックでロケにでかけよう。】
新世紀の撮影のための必須アイテム、機能で選ぶ?デザインで選ぶ?それとも?

 日照時間の長い今の時期は、風景や植物などのネイチャーフォトに限らず絶好の撮影シーズン真っ直中。ロケには欠かせないアクセサリーのカメラバックの中でも、最近は背負うザックタイプの人気が高い。容量、背負いやすさ、機材出し入れ等の使い勝手や機能性、材質、デザイン…。
どれも大事なことだけど、種類が多すぎて迷ってしまう。
機材の大きさや量も千差万別。今回はザックタイプに焦点を絞り、購入時にチェックしたいポイントをいくつか紹介しよう。
                 (解説・写真/宇佐見 健)


〈主な内容〉
 ・単気室 フルオープンタイプ
 (撮影機材だけを運搬し、効率良く出し入れできる)
 ・多気室タイプ
 (本格的な登山や撮影旅行にも対応、上下を用途で使い分ける)
 ・カメラザックを使う時に知っておきたいアレコレ







〈実写詳報1〉
発売直前レポート 【ニコンD1x】

 ニコンD1xはD1の改良モデルではない。まったく新しい機種と言っていいだろう。イメージセンサーがより高画質化されただけでなく、使い勝手も向上した。発売前の試作機を試用することができたので、D1との比較を交えてレポートしよう。
                  (解説/那和秀峻+柴田三雄)



〈主な内容〉
 ・解像度、色ともにアップ
 ・低感度側に広がった設定
 ・大幅に向上した使い勝手







〈実写詳報2〉
世界初!超広角レンズ搭載のハイグレードコンパクトカメラ
【リコーGR21】

 昨年のフォトキナにも参考出品されていたリコーGR21がついに発売された。このカメラは、リコーの高級コンパクトカメラGR1sの28ミリレンズを21ミリに載せ換えたもので、現行発売されているレンズシャッター式のコンパクトカメラとしては最もワイドなレンズを搭載してことになる。
                  (解説・写真/河田一規)


〈主な内容〉
 ・追加されたいくつかの機能
 ・欲しいマニュアル距離計設定モード
 ・レンジファインダー機や一眼レフのお供に最適





〈実写詳報3〉
標準ズーム並の大きさを実現した高倍率ズーム
タムロンAF28〜200mm Super Zoom
F3.5-5.6 ASPHERICAL XR[IF]MACRO


 ちょうど一年前の6月号でレポートしたタムロン28〜200ミリが、早々とモデルチェンジし、さらにコンパクトなAF282〜200ミリスーパーズーム(A03)へと生まれ変わった。
 そのとき「ほぼ最終完成型」と思いレポートしたのだが、今回のニューモデルを見せつけられたときにはそれがいきなり陳腐に見えてしまうほど様変わりしていたことに驚いた。
                  (解説/桃井一至)

〈主な内容〉
 ・先代モデルよりもグッとコンパクトに
 ・コンパクト化をテーマに進化






【さよならペンタックスLX】
ロングセラーMF機、21年の歴史にピリオド

 ロングセラーを続けていたニコンF3が昨年、とうとう生産中止になってしまった。そんなニュースを聞いて、ああ…と思っていた矢先に、今度はペンタックスLXが7月で生産が打ち切られるという。そもそもF3が1980年3月、LXが6月の発売開始だった。一時はそれぞれのメーカーのフラッグシップ機であったし−LXは誕生から現在までペンタックスカメラのフラッグシップ機であり続けたけれど−ともに二十に歳を過ぎたとたんに生涯を終えるわけだ。20年を越えるカメラ生産の継続といえばこれを人間の年齢に換算してみると100歳はとうに過ぎているのではないだろうか。

(解説・写真/田中希美男)

〈主な内容〉
 ・旭光学工業創立60周年記念としてのフラッグシップ機
 ・LXの限定モデル
 ・ペンタックスLXの強靱なメカニズム
 ・豊富なアクセサリーのシステムカメラ
 ・LXの機構
 ・確立された基本設計のLX
 ・初期型と後期型が存在するLX
 ・熟練者の技がLXを作り続けてきた






【SHARANの魅力】
ミニクラシックカメラの世界

 昨年の春、多くのカメラマニアの注目を集めて新登場した、SHARAN「ライカ。f」と「ニコンF」。もともとシリーズ化される予定の登場であったが、なんと現在までに発売されたのは、全7機種にも及んでいる。その内、ニコンF、ニコンFブラックは既に生産終了。新しい機種では、各部のレバーやダイヤルの操作をも復刻しているが、魅力を増大させている。さらには、牛革製のハードケースやストラップ、レンズキャップなどなど、アクセサリーの復刻版もマニアックに登場。

(解説・写真/久門 易)

〈主な内容〉
 ・ライカM3モデル
 ・ローライフレックス2.8Fモデル
 ・ここまで写る!ものSHARANの魅力<実写編1>
 ・SHARANで接写に挑戦!<実写編2>
 ・フラッシュでもばっちり写る!<実写編3>
 ・オリジナルフィルムを作る!?
 ・惜しまれる生産終了、SHARANAの中で唯一の“国産一眼レフ”
  だった「ニコンFモデル」シリーズ






〈First Review〉

●フォクトレンダー
マクロ アポランター125mmF2.5SL
         (解説・写真/飯田 鉄)
高品位なMF望遠マクロレンズ

●ニコン
おもしろレンズ工房
ぎょぎょっと20・ぐぐっとマクロ・ふわっとソフト・どどっと400
         (解説・写真/田中希美男)
気軽に使えてよく写る超広角、マクロ、ソフト、超望遠レンズセット

●コニカ コニカクローム SINBI
100ハイクォリティー(SRA)・200ハイクォリティー(SRM)・100プロフェッショナル(SRP)
         (解説・写真/柳沢雅彦)
開フルモデルチェンジしたコニカのリバーサルフィルム3種

●ニコン
SUPER COOLSCAN 4000ED  
 (解説・写真/伊達淳一)
高解像度4000dpiのフィルムスキャナー





【Long Run Report】
 レポートする機材は原則的に各執筆者担当者が自腹を切って購入したものなので、借り物の機材を評価するのとは違った、よりユーザーサイドに立った切実かつ現実的レポートをお届けできるはず。なお、みなさまからの多数のご意見、使用レポートもお待ちしています。 ロングランレポートに関するe-mailアドレスは longrun@nippon-camera.com
キヤノンEOS7 第3回−使用日数152日
【どういう設定が使いやすいか模索中】 
(解説・写真/宇佐見 健)

 ここ数年AF一眼レフはEOS-1Nばかり使ってきた自分。5点のAFエリアの選択はカスタムファンクションの設定でサブ電子ダイヤルのダイレクト操作にしていたから、EOS7でも視線入力OFFのAFエリア認識選択にしていると、つい癖でサブ電子ダイヤルを動かしてしまうことがある。この場合AE撮影では露出補正を、マニュアル撮影では絞り値を動かしてしまうことになる。これは、デジタルのEOS D30でもたまにやってしまうケアレスミス。複数の機種を使っていればある程度は仕方ないことかもしれないけど、操作がちょっとだけ違うというのがときどき紛らわしく思うことも事実。
…■多彩ゆえにAF機能を覚えるのは結構たいへん
…■私はとりあえずこの設定
コニカヘキサーRF 第4回−使用日数322日
【M型ライカと同じ基線長のヘキサーRFに
ライカ用接写装置SOMKYを付けてみる】 
(解説・写真/並木 隆)

 しばらく時間が空いたが、キヤノン50ミリF0.95に続いて、今回は“ヘキサーRFの距離計いじめ”第2弾をお送りする。
 ヘキサーRFの距離計の基線長がM型ライカと同じ69.2ミリであることは、今更説明するまでもないだろう。コニカの技術者は「たまたま一緒になっただけ」と、苦し紛れな説明をしていたが、私は絶対に確信犯であると信じている。
 この事実を証明するために選んだ機材は、M型ライカ用接写装置のSOMKYだ。
…■ファインダー像は小さくなってしまうが・・・
キヤノンEOS D30 第2回−使用日数193日
【EOS D30の弱点を検証】 
(解説・写真/小林義明)

 購入して早5ヶ月、すでに2万4100カット程撮影した。撮影したカット数は、ファイル番号を通し番号で表示するように設定しておけば、すぐ分かる。ちなみにこの撮影カット数をフィルム本数に換算すると、36枚撮りフィルムで約670本分。フィルム代と現像代を合わせて1500円とし計算すると、実に100万円にもなる。とっくにカメラ本体の元はとったことになるのだからすばらしい。デジタルカメラは高いと思っている人も、大量のフィルムを使っているのであれば、消して高くないということがおわかりいただけると思う。同時に撮影後に結果をすぐ確認できるのだから、大きな失敗もない。
…■D30の弱点その1はスリープ
…■弱点その2はタイムラグ
…■自然と撮影枚数が多くなるデジタルカメラ




撮影:飯田 鉄
   
〈テストレポート〉

コンタックスT3


 1984年2月に発売されたコンタックスTは、ポルシェデザインの金属外装距離計連動、絞り優先AEの高級35ミリコンパクトカメラで、高級コンパクトカメラという分野のパイオニアとして話題となった。
 今回テストした3代目のT3までの11年間 はかなり長い期間で、それだけT2の完成度が高かったということだと思うが、その間TははTVSシリーズとしてズーム化された機種がいくつか発売されている。
 この完成度の高いT2をさらに進化させたT3だが、やはりその特長の第一はカールツァイス・ゾナーT※35ミリF2.8レンズといえるだろう。
 外観は小型でふらっとなシンプルデザイン。




《2001 日本カメラフォトコンテスト》

審査:有野永霧(モノクロプリント=キヤビネ〜四切)
 小沢忠恭(カラースライド=APS・35ミリ判以上)
 広田尚敬(カラープリント=キャビネ〜四切・デジタルプリント)
 野澤 勝(ビギナーズ=モノクロ・カラープリント/サービスサイズ〜キャビネ)


☆6月号入賞作品から


モノクロ金賞 「紳士」 林 栄之(大阪)
カラースライド金賞 「少女」 竹越由幸(東京)
カラープリント金賞 「黒猫」 矢田新男(三重)
ビギナーズ特選 「早春の笑顔」 白水 輝(佐賀)




※'00日本カメラフォトコンテスト展スケジュール
前年度の年度賞受賞者の入賞作品と各月の金賞作品を一堂に集めた写真展。
2000年フォトコンテスト作品を2001年2月の東京・銀座ニコンサロンからスタートします。以下各地を巡回予定

●帯広展:5月16日(水)〜30日(水)9時30分〜18時30分 木曜休館
      オビヒロカメラギャラリー tel0155-25-1110
●山口県展:6月15日(日)〜24日(日)9時〜17時月曜休館
      周東町パストラルホール tel0827-84-1400
 
 
      日本カメラ自然と風景コンテスト2000入賞作品展
●北九州市:5月22日〜6月9日 10時〜18時日曜休館
      岡林フォトギャラリー tel093-521-0419



 pdf_oubo.pdf (24K) 月例フォトコンテストの応募票(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。
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18 May 2001 last modified.