●1998年4月号
  発売3月20日
  特別定価910円(本体867円)
  表紙写真/夏梅陸夫






 いよいよ写真ファンにとっては待ちに待った春である。その春を告げる「PHOTO EXPO」が全国巡回に向けて2月下旬に東京でスタートした。今月号はこの日本最大の写真ショーの詳細とお待ちかねの新製品情報をいち早くレポートするとともに、巷ではPHOTO EXPOよりヒートアップしているとかいう噂の「世界の中古カメラ市」も取材、鮮度の高い情報を満載している。
 一方、力の入った特集「最新AF広角ズーム全9種をテストする」は読者必見・必読の目玉企画。アマチュア写真家にとっては使用頻度の高い最新AF広角ズームの徹底テストと解説でレンズチョイスの参考に。
 そしてそして、あのアルフィーの坂崎幸之助氏がついに連載開始! 本誌には以前からちょこちょこと顔を出していたが、この連載で本格的に写真家・ライターデビューをすることになる。さてどんな内容か−−。あとは誌上でのお楽しみといったところ(このHPでも「中古クラブ」のページでちょっぴり紹介)。

     Digest

今月の口絵
今月の特集
ファーストレビュー/新製品ニュース
テストレポート
中古クラブ
連載その他
日本カメラフォトコンテスト
今月のサービスカット
主要目次:1998年4月号






☆PHOTOGRAPHS−−今月の口絵

花景色/夏梅陸夫……花写真のスペシャリストが春の花を華麗に
アジアを泳ぐ1〈ネパール〉/稲越功一……おなじみ人気写真家の新たな注目のシリーズがスタート
ライカ同盟展「三重視」より/赤瀬川原平・秋山祐徳太子・高梨豊……「偽・ライカ同盟」まで現れるほどメジャーになったライカ同盟。今年の標的は三重県
インド紀行氈^鬼海弘雄……ふたたびインドの映像化に挑戦

※そのほかにも第一線写真家たちのバラエティーある力作がいっぱい……秋山忠右「臨海景」、児島昭雄「十字架のある風景」、大場サダオ「impression」、うすい一光「憂鬱な風景」、ハービー・山口「代官山17番地」、エドワード・レビンソン「Cityscapes」、太田昭生「魂の島・大島」などなど


赤瀬川原平「海の国」(ライカ同盟展より)





☆SPECIAL FEATURE:今月の特集


 撮影:河田一規



 PHOTO EXPO'98
 のエントランス



写真・映像用品ショー
には芸能界のカメラ小
僧こと林家ペー・パー
子夫妻も登場



相変わらず熱気むんむ
んの世界の中古カメラ市
撮影:本誌編集部・根本    

●最新AF広角ズーム全9種をテストする
 現在発売されている全9機種を池田卓・塩川安彦・那和秀峻の四氏と日大芸術学部光画像計測センターによる徹底テストでその実力を検証するとともに、様々な角度からそのメカニズムを解説。25ページに及ぶ渾身の大特集。前回大反響を呼んだ'97年8月号の大口径望遠ズーム7種のテストに続く、ズームレンズテストシリーズの第2弾である。製品写真撮影/部分写真キャプション=河田一規。9機種は次の通り。
 キヤノンEF17〜35mmF2.8USM/キヤノンEF20〜35mmF3.5-4.5USM/AiAFズームニッコール20〜35mmF2.8D(IF)/ミノルタAFズーム17〜35mmF3.5G/ミノルタAFズーム20〜35mmF3.5〜4.5/シグマAF18〜35mmF3.5〜4.5ASPHERICAL UC/タムロンSPAF20〜40mmF2.7〜3.5[IF]/トキナーAT-X235ASPHERICAL AF PRO20〜35mmF2.8/トキナーAF23520〜35mmF3.5〜4.5

●特報:PHOTO EXPO'98/'98世界の中古カメラ市
 昨年来のデジタルカメラのブレイクで従来からのカメラシーンも新たな展開を見せたのかどうか−−。すっかり定着した感のあるAPSのニューカマーは? 一眼レフのビッグチェンジは? 等々、カメラ雑誌ならではのきめ細かなレポートで日本カメラショー・写真・映像用品ショーの詳細をお届けする。はたして読者のサイフのひもをゆるめるニューフェイスはあるでしょうか。そしていまやひょっとするとPHOTO EXPO以上に熱狂的なマニア(中には大阪から新幹線で駆けつける人もいるという)で埋まるといわれる世界の中古カメラ市(東京・銀座松屋)の一部始終もレポート、掘り出し物ネタもあるか。レポート:辻徹直・谷口泉・中村文夫

































☆ファーストレビュー/新製品ニュース

 今月の「ファーストレビュー」には手ブレ補正システムを内蔵したキヤノンEOSシリーズ用のAFズームEF28-135mmF3.5-5.6 IS USMと中望遠域までカバーしたAF一眼用ズーム、トキナーAF35-300mmF4.5-6.7が登場(解説:藤城一郎・宇佐見健)。
 ドッと出てきた新製品群。読者のもっとも興味ある情報をお届けする「新製品ニュース」のページも満杯だ。ここではとりあえず製品名を列記ということでご容赦を。詳しくは本誌で。リコーGR1s、同GR10、ミノルタベクティス200フジフイルムエピオン260Z MRC、エピオン210Z、コダックアドバンティックス1600オート、GOKOマクロマックスFR-350、AZS-700、フジフイルムGA645iリミテッド、GA645Wiリミテッド、SMCペンタックス67マクロ100mmF4、67ズーム55〜100mmF4.5、バリオ・ゾナーT*28〜70mmF3.5-4.5MM……まだまだあります。















☆テストレポート

 最近ではユ−ザーにもおなじみとなったAPSコンパクトカメラというジャンル。その中でも、世界最小・最軽量の3倍ズームを搭載した金属ボディ、しかも着脱式のマルチファンクションカード(MFカード)というニューアイテムを盛り込んでひときわ異彩を放つ「フジエピオン3500MRC カードマン」を徹底解剖。その実力とともにMFカードという新しい発想の可能性を探る。
 レポート:木村恵一・塩川安彦・那和秀峻・日大芸術学部光画像計測センター・編集部






☆中古クラブ

 年々増え続けるクラシック関係の記事を新年号からまとめたこの一大コーナーも人気上々。執筆陣も絶好調。しかも今月からは新曲リリース、ニューヨークでの初コンサートとノリにのる長寿グループ、アルフィーのメンバーにして中古カメラオタクのあの坂崎幸之助氏が初連載「Classsicなアルバム」で登場、さらに強力なライター軍団へと進化した。坂崎氏の連載は、秘蔵の作品アルバムから新作旧作とり混ぜて発表、むろんそれを撮影したご愛用カメラのプロフィールもたっぷりと。ほかの執筆陣は田中長徳・赤瀬川原平・飯田鉄・高島鎮雄・鈴木晃・前田靖宏・中村ただかつ・山縣基与志の各氏。ちなみに今月登場するカメラたちはレンズ付きフィルム全日本プロレスバージョン(何のこっちゃ?!)、ミランダD、シグネット35などなど。

坂崎幸之助氏ご近影(お台場・ニッポン放送で)





☆連載その他

 ハード、ソフト、ハウトゥ、マニュアル、さらにデジタルと何でもありの豪華連載6本(久門易「趣味のポトガラヒ」/「サンダー平山のオープンスタジオ」/丹地敏明「四季の風景・感じて撮る自然美」/伊達淳一「デジタルカメラのすすめ」/荻窪圭「デジタルフォトに挑戦!」/平カズオ「THE CHRONICLE」)に加え、今月は不定期連載の黒崎政男「哲学者クロサキの新・写真講座」も登場、さらに豪華に。そのほか写真に関する情報満載のフロントページ「ZOOM IN」では遊び心満点の“缶カメラ”の紹介が興味を引く。さらにさらに定番の撮影地ガイド、月例コンテスト関係、全国の写真コンテスト情報、写真集・写真展レビュー、読者コーナーと春満開!

これが謎の缶カメラ(撮影:本誌編集部・根本)





☆今月のサービスカット

 3月上旬に開催された’98国際プロフォトフェア(IPPF)でズーッと噂とネタ的な興味で引っ張ってきた超大物、変身復活を遂げた中判アルパがついに我々の前にその姿を現したのです。とりあえずそのお姿を写真でご紹介。詳しい情報は5月号で。なにやら1万ドルとか……


Click on the photo to enlarge it.







☆日本カメラフォトコンテスト/自然と風景フォトコンテスト入賞作品

 「日本カメラフォトコンテスト」は通称“月例”と呼ばれる誌上コンテスト。4つの部門にわたり、年間を通して同じ写真家が審査する全国規模のコンテストだけに真の実力が試される。ここから巣立ったプロも数え切れない。今年度の審査は沼田早苗(A部)、林隆喜(B部)、須田一政(C部)、林義勝(D部)の各先生。「自然と風景フォトコンテスト」は年4回の季刊コンテスト。すっかり定着したネイチャーフォトを楽しむアマチュア写真家の格好の腕だめしの場だ。審査は川口邦雄先生と本誌編集長・梶原高男。なお初心者向けの「サービスサイズフォトコンテスト」も気軽に応募できることで人気が高い。審査は佐藤正治先生。






日本カメラフォトコンテスト4月号入賞作品から


A部金賞「夢」樋口武男(船橋)
B部金賞「女性とゆり」福原のりこ(宮崎)
C部金賞「南瓜」大野信一(東京)
D部金賞「放課後」阿部儀晴(いわき)
自然と風景フォトコンテスト
推薦「氷面枯落葉」藤野政雄(埼玉)







※日本カメラフォトコンテスト展
 前年度の年度賞受賞者の入賞作品と各月の金賞作品を一堂に集めた写真展。2月の東京・銀座ニコンサロンからスタート、全国を巡回する。今後の予定は次の通り。
4月1日〜15日:小倉/岡林フォトギャラリー(ウ093−521−0419)
4月20日〜29日:姫路/山陽百貨店(ウ0792−23−1231)
5月1日〜5日:米子/天満屋5Fギャラリー
6月1日〜15日:帯広/カメラの関口
7月29日〜8月2日:徳山/徳山市美術館
10月3日〜20日:北海道東川町/東川町ギャラリー
※応募規定
※入賞者発表





《1998年4月号 目次》

表紙写真:夏梅陸夫 構成:WhiteSpace
口絵・本文レイアウト:追川恵子/新藤勝/高須賀優/西里裕之、WhiteSpace

■特集
最新AF広角ズ‐ム全9種をテストする
 :池田卓/河田一規/塩川安彦/那和秀峻/日大芸術学部光画像計測センター
特報・PHOTO EXPO(日本カメラショー・写真映像用品ショー)、世界の中古カメラ市  :辻徹直/谷口泉/中村文夫

■口絵写真
花景色:夏梅陸夫 アジアを泳ぐ・1〈ネパール〉:稲越功一 臨海景:秋山忠右 ライカ同盟展「三重視」より:秋山祐徳太子・高梨豊:赤瀬川原平 花:クレーグ・ウィリアムズ 十字架のある風景:児島昭雄 Impression:大場サダオ 都市景:土田健太郎 風の堆積:塩野谷みちる カッパドキア:萩野矢慶記 インド紀行氈F鬼海弘雄 憂鬱な風景:うすい一光 代官山17番地:ハービー・山口 モード:鈴木徹 パートナー:金沢靖 Cityscapes:エドワード・レビンソン ナンフ:安田雅和 真桑文楽と中学生:八木正司 魂の島・大島:太田昭生

■ZOOM IN
木村伊兵衛写真賞に都築響一氏、土門拳賞に本橋成一氏/エリオット・アーウィット写真展&インタビュー/今月のキーワード=アルパム/遊ぴ心満点!「缶カメラ」/メカニズム時評=倍率と視野率のアップを/カシオのテジカメホームページ/東川町文化ギャラリーのカメラコレクション/地上50センチからの感動メッセージ「田島隆宏の世界」展/“個”にこだわりつづける写真家「橋口譲二の軌跡」展/「日本人写真家の眼」展

■テストレポート
フジエピオン3500MRCカードマン
 :木村恵一/塩川安彦/那和秀峻/日大芸術学部光画像計測センター/編集部


■ファーストレビュー
キヤノンEF28〜135ミリF3.5〜5.6IS USM:藤城一朗
トキナーAF35〜300ミリF4.5〜6.7:宇佐見健



趣味のポトガラヒ:久門易
 Cめくるめくステレオ写真の世界
 Cサンダー平山のオープンスタジオ
 C田舎の公民館の巻
四季の風景・感じて撮る自然美:丹地敏明
 C桜花の景
デジタルカメラのススメ:伊達淳一
 CキヤノンMV1
デジタルフオトに挑戦!:荻窪圭
 Cさあ、フオトレタッチを始めよう
哲学者クロサキの新・写真講座:黒崎政男
 Cスティルライフへの挑戦


■中古CLUB

語りだすデイテール〈PART2〉:田中長徳
 C馬場さんのレンズ付フイルム
夢見る軍艦部:赤瀬川原平
 C円山応挙からミランダへの旅
朝霧寫眞商會:飯田鉄
 Cマウンテン・エルマーの夜
Classicなアルバム:坂崎幸之助
 @シグネット35、小さな巨人です!
 Cアクセサリー今は昔〈パ‐ト2〉:高島鎮雄
 Cアクセサリー・ペンタプリズム
DIYファクトリー:鈴木晃
 Cカメラマン必携〈NASA認定のボールペン〉
ぼくたちの中古カメラ:前田靖宏
 C定点撮影のススメ
行つてみたいあの店のこの店西東:中村ただかつ
 トキワカメラ(大阪)
街の修理屋さん:山懸基与志
 ワタナベ・カメラ・サービス


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Mail to Nippon Camera

7,Apr 1998 last modified.