◎第1章[画面効果]:26シーン。画面に一味加えたいという場合の手がかり。
◎第2章[画面構成]:20シーン。作品のクオリティーをさらにレベルアップするためのヒント。
◎第3章[被写体状況]:17シーン。フィールドで出会った時の感動を作品として昇華させるための発想法。
◎第4章[色の視覚効果]:7シーン。色は発見できても、そこから先、自分の表現へ持っていけるかどうかがポイント。
たとえ練りに練ったテーマを持っていたとしても、あるいは深遠なるコンセプトを持っていたとしても、風景を発見する目が未熟だったり、表現をするためのアイディアが乏しければ、作品は類型的なものばかりになる可能性がある。そうすると、テーマやコンセプトは浅薄なもので終わってしまうかもしれない。たとえば、ある風景に出会ったとき、その場面の見方や表現のアイディアをたくさん持っている場合とそうでない場合とでは、結果は大きく違ってくることは想像に難くないと思う。
そこで本書では、私たちが持っているさまざまな考え方やアイディアをご紹介してみようと思う。頭の引き出しにたくさんの考え方やアイディアが詰まっていれば、いざ現場に立ったとき、発想力がより豊かになるはずだ。あなたがこれまでとは一味も二味も違う風景表現をすることができれば、本書はその役割を果たすことになる。そんな本になってくれればと切に願っている。
萩原史郎
萩原俊哉
前書きより
・四季の風景撮影 8 構図攻略マニュアル
・四季の風景撮影 7 ○×ポイント攻略マニュアル
・四季の風景撮影 5-レンズワークマニュアル
・四季の風景撮影 4-表現力アップ マニュアル
・四季の風景撮影 3-レベルアップ マニュアル
・四季の風景撮影 2-実践マニュアル
・四季の風景撮影ースタートマニュアル